今回は記述の間違いではなく言葉の理解の間違いです。

1.BPMNレベル1、レベル2とは

レベル1とは「記述プロセス・モデリング適合サブクラス」(Description Process Modeling Conformance subclass)
がBPMN仕様の中の正式名称です。「記述モデル」と略して呼んでいます。

レベル2とは「分析プロセス・モデリング適合サブクラス」(Analytic Process Modeling Conformance subclass)が正式名称で「分析モデル」と呼んでいます。

レベル1と2の違いは、使う記号の種類(種類というか記号のバリエーション)の差であり、直観的に読んでわかるレベル1図とわからないレベル2図の差だと言ってもよいでしょう。ではなぜレベル2が必要かということですが、一言で言えば「何が曖昧で何が曖昧でないかを明確にする」ということになります。一般的に曖昧でないものはITシステム化しませんが、BPMではBPMSでシステム化します。この話はやや具体的に、別のコラムで書きたいと思います。

2.階層化

BPMNの特徴に「階層化」があります。エンド TO エンド(端から端まで)大きく俯瞰したプロセスを書き、次の階層で各アクティビティの詳細な内容を書くということができます。

「エンド TO エンドプロセス」をレベル1、次の階層をレベル2であると誤解されている場合があります。